近年、卓球出身者が歩む道はコーチングや実業団スタッフに留まらず、スポーツビジネス、データ解析、医療・福祉、さらにはスタートアップ起業や自治体のスポーツ振興まで多岐にわたります。
そこで今回は、卓球選手がどのようなセカンドキャリアを歩むのかを実例とともに紹介します。
また、卓球経験を活かした就職をしたい方は、まずどのような選択肢がありうるのかからご相談可能ですので、ぜひ以下のLINEから無料相談にお越しください!
まずは、卓球選手のセカンドキャリアの例を見ていきましょう。
卓球選手のセカンドキャリアの1つ目は、指導者です。
最もわかりやすい例で言えば、ナショナルチームの監督やコーチには元プロ選手が多く、実際現在のナショナルチームの監督などは世界で活躍していた元プロ選手です。
また、ナショナルチームだけでなく、Tリーグの監督・コーチや、大学卓球部や実業団チームなどの監督・コーチも卓球選手のセカンドキャリアとして挙げられます。
加えて、指導者の中でもコーチでは、フリーランスコーチなどの個人的な指導者としての活躍の仕方もあります。
卓球選手のセカンドキャリアの2つ目は、実業団です。
卓球中心の生活から退いた後でも、実業団所属の選手としてプレーを続けることもあります。
実業団であれば、卓球だけの生活ではなく、企業で働きながら選手としてもプレーすることができます。
また、実業団として企業所属であるため、選手として引退後も安定して働くことが可能です。
卓球選手のセカンドキャリアの3つ目は、卓球関連の企業に就職することです。
選手として引退後、自身の選手経験を活かし、卓球関連の事業を執り行う企業に就職することがあります。
例えば、卓球の製品を作るメーカーや卓球専門のメディア、卓球普及活動など行う様々な企業に就職することが考えられます。
自身の経験を活かした働き方ができ、卓球経験者が周りに多い環境で働くことが可能です。
卓球選手のセカンドキャリアの4つ目は、一般企業に就職することです。
一般企業であれば、通常の就活を行うことになります。
その場合、卓球とは全く関係ない企業であるため、これまでの卓球経験を直接的に活かすことはできないかもしれません。
しかし、卓球選手としてのキャリアから得られた経験は唯一無二のものなので、少なからず活かせる企業は見つかることでしょう。
卓球選手のセカンドキャリアの5つ目は、卓球場経営です。
卓球選手として引退後、自身の卓球場の経営に関わる仕事に就く場合もあります。
すでにある卓球場に就職し、コーチングや運営を中心に行うパターンもあれば、自身の卓球場を開き、個人で運営を行うパターンもあります。
卓球場経営は難しいとも言われますが、ジュニアコースを開いたり、地元に深く根付くなど、創意工夫で営業していることが多いです。
卓球選手のセカンドキャリアの6つ目は、資格取得後に就職することです。
選手として引退後、卓球とは全く関係ない資格を取得し、就職する方もいます。
例えば、大学時代に教員免許をとり、選手として引退後は教師として働いたり、看護やトリマーなど、専門学校に入学して資格を取り、専門職として働いたりなどが挙げられます。
一般企業と同じく、卓球とは関係ないキャリアであり、大変な道ではありますが、全く違う経験ができるという魅力があります。
卓球選手のセカンドキャリアの7つ目は、公務員です。
公務員は一般企業などの就活とは違い、公務員試験を受け、合格しなければ就職することができません。
しかし、その分公務員は給料、働き方ともに非常に安定していることが魅力です。
また、公務員の中でも市役所などには、卓球部を持つ場所もあり、卓球を続けることも可能です。
卓球選手のセカンドキャリアの8つ目は、起業です。
卓球選手を引退後、自身のやりたい仕事を行うため、自身で起業する方もいます。
例えば、卓球に関する会社を作り、卓球に関わっていくこともありますが、卓球とは関係ない、飲食業などを始める方もいます。
卓球引退後でも、自分のこれからやりたいことがはっきりとしている場合、起業も大きな選択肢の1つでしょう。
ここからは、実際に選手を引退後、セカンドキャリアを歩んでいる方を紹介します。
※情報は各記事執筆時点のもの
https://rallys.online/person/2021takahashitoru02/
高橋さんは、青森山田高校卒業後、中央大学で選手として活躍しました。
しかし、大学卒業後は卓球を続けることはなく、全日本選手権などの卓球大会を配信するLaboLiveに就職しました。
高橋さんは大学在学時、卓球をやめて一般起業への就職を考えていましたが、中央大学監督の紹介もあり、LaboLiveへの就職が決まりました。
就職当初は、卓球以外のことはほとんどわからず、苦労が多かったそうですが、新しいことの習得には卓球経験が活きたと語っています。
小野寺さんは聖和学園高校を卒業後、大正大学で選手を続けた後、一度一般起業に就職しています。
しかし、その後転職を行い、実業団チームや卓球スクールを持つファーストに就職しました。
小野寺さんは、大学で福祉系の資格を取得し、卒業後に2年間福祉系の一般起業に勤めていました。
しかし、自身の卓球経験を活かし、営業職をしてみたいという思いから、転職活動を行い、卓球経験者を積極的に採用しているファーストに就職しました。
ファーストでは営業職として働く傍ら、卓球スクールでのコーチも行っています。
太嶋さんは富山商業高校から駒沢大学に進学し、卒業後は日本リーグで活躍する実業団である信号器材に就職しました。
太嶋さんは大学卒業後もトップの環境で卓球を続けたいという思いがあり、実業団に入社を決めました。
信号器材は卓球と仕事の両立をしている企業であったため、卓球は続けたいが仕事もきちんろ行っていきたいという太嶋さんの希望通りであったそうです。
https://rallys.online/person/2004naotakanohira-interview-2/
野平さんは東山高校から専修大学に進学した卓球エリートであり、元全日本ダブルス王者です。
大学卒業後は一度実業団に就職し、選手としてプレーを続けました。
しかし、世界トップ選手達との試合を経験し、卓球はお腹いっぱいだと感じ、引退を決めました。
引退後は、子供のころから憧れていた接客業、中でも自身が一番興味のあった飲食業に就くため、ラーメン屋で修行をはじめ、32歳で自身のお店を出店しました。
https://rallys.online/person/akane-202008/
akaneさんは明徳義塾高校で卓球をしていましたが、卒業後は美容師の専門学校に進学、その後美容師としてのキャリアを築いています。
akaneさんは明徳義塾高校ではあまり選手としての活躍はできず、辛い日々を送りました。
しかし、高校2年生で元プロ選手の佐藤利香さんと出会い、運命が変わりました。
美容師の道に進むことにしたのは、明徳義塾高校時代にみんなの髪を切っていたことがきっかけであり、佐藤さんが背中を押してくれたとのことです。
美容師として就職後、卓球と仕事を繋げたいとの理由で独り立ちし、卓球選手や卓球と関わりながら美容師として活躍しています。
最後に、卓球選手がセカンドキャリアとして企業就職を成功させるためのポイントについて紹介します。
卓球選手がセカンドキャリアとして企業就職を成功させるためのポイント1つ目は、就職エージェントを利用することです。
就職エージェントであれば、就職に際して適切なアドバイスを行ってくれます。
中でも、卓球関連、卓球を続けながら働きたい場合、卓球人ドットコムがおすすめです。
卓球人ドットコムでは、卓球経験者に適した求人や非公開求人を抱えているため、卓球経験者にとって希望通りの働き方ができることでしょう。
卓球選手がセカンドキャリアとして企業就職を成功させるためのポイント2つ目は、卓球で培った経験を明確にしてアピールすることです。
一般企業に就職後、卓球経験が直接的に仕事に活かせることはあまりありません。
しかし、これまで卓球で培ってきたつながりや経験、スキルは仕事にも活かすことができるため、自身がどのようなスキルを持ち、それをどのように活かしていけるのかをアピールすることは必須でしょう。
卓球選手がセカンドキャリアとして企業就職を成功させるためのポイント3つ目は、選手時代のネットワークを活用することです。
選手時代に監督やコーチをはじめとする様々な人にお世話になってきたことと思います。
その人とのつながりの中で、卓球関連の求人や仕事などが得られるということは多々あります。
自身のつながり、ネットワークを活用することで、自身の卓球を活かした働き方をすることができるかもしれません。
今回は卓球選手のセカンドキャリアについてご紹介しました。
卓球から引退する際、これから何をしていけば良いか迷う方は多くいらっしゃるかと思いますが、何をしていきたいかを考え、セカンドキャリアを成功させましょう。
また、卓球経験を活かした就職をしたい方は、まずどのような選択肢がありうるのかからご相談可能ですので、ぜひ以下のLINEから無料相談にお越しください!
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